日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

田川・筑豊・北九州・行橋  護身術・日本拳法道・グローブ空手・総合格闘技・総合武道 風門館HP http://www5.atwiki.jp/wotoko/

第7回風門祭日本拳法道錬成大会・新種目:壮年男子変手スタイル。イメージ。全空連スタイルに寄せる。田川郡福智町武道館。11月27日開催。

www.youtube.com

 

https://www.youtube.com/watch?v=u2wQPx_th7Y

 

第7回風門祭日本拳法道錬成大会・新種目:壮年男子変手スタイル。イメージ。全空連スタイルに寄せる。田川郡福智町武道館。11月27日開催。

 

意外と、今回の風門祭の注目は、この変手スタイルになるかも知れない。

 

風門館は、現在、「大人のための護身教室」を掲げて活動している。そのため、実際に、40代後半・未経験者の入会が多い。

 

40代までは、日本拳法道ルールでも、いけるというのが分かってきたが(あくまでも志願制)

 

しかし、さすがに、50代以降の人に、いくら防具式とは言え、フルガチの日本拳法道ルールは、厳しすぎる。

 

そこで考えたのが、この変手スタイルなのだが、元々のイメージは、全空連スタイルにある。

 

当身、当て止め、投げ有りだが、投げそのものはポイントにならない。瞬間的に投げて、即決めたら有効ポイント。

 

この動画のようなイメージを想定して作ったルールだ。

 

基本的に、私は、打撃だけの稽古を好まない。もし、打撃だけがしたいのだったら、そもそも論だが、日本拳法道を選ばなかった。

 

当身と投げ有り。そこが日本拳法道の魅力だと思っている。

 

打撃だけなら、硬式空手もあるし、KBもある。

 

当身・組討・関節技・抑技。この本来の日本柔術のあり方を競技化した日本拳法に、さらに下段・絞め・足関節まで加えた日本拳法道ルールが、私にとっては理想のルールだった。

 

だから、普段の稽古も、それに従っている。

 

だからこそ、50歳以上を対象とした、変手スタイルでも、投げは必須だ。

 

私の師。木立先生は、自分の理想とする武道があれば、そうなるようにルールを設計するというコペルニクス的発想を私に授けた。

 

50歳以上でも、競技に参加できる。しかも、普段の稽古と乖離しない。

 

その延長線上に出来たのが、この変手スイタイルである。

 

今のところ、打撃系の出身者が多いため、投げからの極めという場面が出ないが、今後は出てくると思う。

 

それが楽しみだ。ちなみに、全空連スタイルに寄せているが、ローキック有り。当て止めだが、相手をKOしない限り当てて良いとしているので、けっこうえげつない。

 

50歳以上・茶帯以下の初心者・女性には、最適な競技ルールではないかと、日々、自画自賛している。

 

今回は、実験マッチであるため、風門館所属の3人リーグだが、いずれ、他流派にも公開して、50歳以上の安全性の富んだ他流試合の場にしたいと構想している。

 

風門館事務局。0947・32・3550。代表福光まで。