風門館 大人のための護身教室 日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 公式ブログ

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令和4年度 日本拳法道連盟 秋季昇段審査会兼指導者講習会in弥永小学校。

写真:木立先生を囲んで、福山三段と川上新初段。2022・9・17

 

令和4年度 日本拳法道連盟 秋季昇段審査会兼指導者講習会in弥永小学校。

 

初段審査。受験者:風門館・川上一級。掛かり・自由組手対手 風門館・福山三段。

 

審査内容及び得点。

 

横受けの形。一本目 反身・横突 3点

横受けの形。二本目 寄り足後退・揚蹴 3点

差し受けの形。一本目 踏み蹴り 2.8点

差し受けの形。二本目 極め突き 2.8点

自由組手 3点

 

合計14.6点。合格。

 

台風が接近する中、延期もあり得るかもとやきもきしながら、弥永小学校に到着。帰りも、台風の影響は、ほぼなく小雨程度で無事帰還した。

 

川上新初段が、遂に実現したので、私としても感無量だった。46歳で、入門、今年49歳。端から見れば、大袈裟なと言うのかも知れないが、40代後半で、3年間辛抱するのは、なかなか言うは易し、の世界だ。

 

風門館は、「大人のための護身教室」を謳って活動している。そのため、40代後半の入門者が多い。

 

稽古の95%は、形稽古・技の受け返し稽古が中心だから、少年・女性・壮年・老年でも稽古できる内容となっている。

 

しかし、日本拳法道の黒帯を締めるとなると、茶帯の頃から、年に何度かは、強い当たりも経験してもらうことになる。

 

打ち抜きレベル3以上になると、年に数度であっても、大半が消えていく。

 

特に、川上新初段が入門した頃は、黒帯古参や他流からの現役出稽古組みばかりで、当て止めと言っても、ばかばか当てる連中が多く、せっっかう入ったのに持つかなと心配していたが、ほんと、よく耐えたと思う。

 

いつも言っていることだが、日本拳法道連盟の初段と言うのは、それほど、難しいことでは無い。誰でも、週1回・2時間、淡々と稽古に来さえすれば取れる。上にも書いたが、稽古内容も95%は、60代でも出来る稽古だから、楽しいし、苦行という程のものなどない。

 

残りの5%が、乱稽古だが、それも、年齢・経験値に応じた強さで取らせるので、普段は、軽いマススパー程度だ。だから、怪我もしないし、稽古に行くのが辛いというような内容ではない。

 

ただし、茶帯を取る頃から、昇級審査会とか、秋の大会シーズンの折りに、防具付きのガチースパーを、50歳未満の男子は、何度か取らなければならない。

 

このガチスパー、それも年に数度のことなのだが、これで大半がいなくなる。茶帯まで来るが、黒帯が出ない最大の要因だが、とは言え、フルコン空手とか、源流である日本拳法に比べれば、何ほどのことでもない。

 

しかし、現実がそうなので、日本拳法道の黒帯は、誰でも取れるが、誰でも取れないという謎々のような言葉が生まれる訳である。

 

風門館にとって、黒帯は貴重だ。特に茶帯三級を取ってからの残り1年。こちらとしても祈るような気持ちでいるが、残念ながら、過去、一級までいって、あと半年の辛抱がきかずに辞めて行くケースが多かった。

 

武道というのは、いくら苦労しても、黒帯を取らないと世間からは相手にもされない。せっかく茶帯までいったら、黒帯まで行かせたいというのが、指導者としての親心だと思う。

 

日本拳法道の黒帯は、強さの証明では無いが、稽古を続けた証であり、その段に見合った技量の証となる。

 

特に、連盟内であれば、有段者は、その帯の価値を知っているので、道場が違っていても、同門として遇する。

 

そういうのが、古くさくはあっても、武道の世界の良いところではないだろうか?

 

男が男から認められる世界。それも、ダークな世界では無く、表の社会で堂々と評価される世界。私は、それが好きで風門館を運営している。

 

また、この昇段審査会は、私にとっても非常に緊張する時間だ。冒頭に細かい数字が書いているが、「先生」による評価点は、そのまま、指導者としての私への評価点にもなる。特に、形の評価点は、もろ、その形を指導した私の評価点ともなるので、けっこう胃が痛い。

 

日本拳法道連盟には、温情主義というものはない、特に形は、純粋に技術点だから、その段に到らなければ、落とす。

 

この冷徹さも、黒帯以上の質を保つためには、当然のことだ。

 

今回、川上新初段。形・組手とも十分な出来だった。

 

私、福山三段も含めて、「先生」直伝の形の講習も受け、修正された点なども、今後の貴重な材料となる。また、自由組手審査の後の技術講習なども、指導者として何を指導すべきか?なぜ、それを重視しなければならないのか?

 

貴重な示唆に、改めて指導改善点を見つめ直すことになり、貴重な時間となった。

 

風門館事務局。0947・32・3550 代表福光まで。