日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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日本拳法道連盟 風門館 令和4年度秋季昇級審査会 八咫丸氏(46歳)3級自由組手審査 二本目 VS弦音丸5級(46歳)田川郡福智町武道館 8月28日。

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日本拳法道連盟 風門館 令和4年度秋季昇級審査会 八咫丸氏(46歳)3級自由組手審査 二本目 VS弦音丸5級(46歳)田川郡福智町武道館 8月28日。

 

八咫丸5級の自由組手審査二本目。対手は、弦音丸5級。一本目は、八咫丸氏の打撃力の相手に相応しいよう、千手丸三段と取ってもらった。千手丸三段は、ベテランであり、各種トーナメントでの他流試合経験も豊富で、風門の看板選手である。

 

その千手丸三段に、打撃で互角に渡り合えたのだから、その時点で、3級昇進は確定だが、今回は、もう一本。弦音丸5級の相手を務めてもらった。

 

音丸5級。46歳。未経験で風門に入門して、現在、9ヶ月目。

 

もちろん、完全打ち抜きのL3は、始めてで有り、今日がデビュー戦とも言える。八咫丸氏とは、風門館八幡同好会でも、常にマススパーを行っているので、お互いに手の内は知った中だが、マスと、打ち抜きではまた様相が変わってくる。

 

けれども、12月には、弦音丸氏も、3級昇級審査が待っている。その際には、L3で取ってもらうことになる。

 

そのため、今回、慣れさせる意味で、一本取ってもらった。

 

二人の間には、実力差があるので、怪我をしたらどうしようかという迷いと、まあ、いけるのではないかという判断と。直前まで考えたが、結果オーライで良かった。

 

音丸氏もこれで、一つの関門をくぐり抜けたと言えるだろう。

 

世間的には、防具でしょと簡単に言う人がいるが、日本拳法道の使用する軽量防具は、けっこう、衝撃がくる。8オンスグラブで、完全に撃ち抜くと、KOとかも珍しい話しではない。しかも、痛い。

 

この痛みは、衝突からくる痛みなので、長年続けているとムチウチになるという弊害もある。

 

年齢・安全性、しかし、ぬるい組手だけしかやっていないと勘違い人間を生みだすと言う負の側面。未だに私自身も正解が分からないところがある。

 

風門館のように、40代後半が多い道場では、どこまでが許容範囲なのか?そういう点も含めて、門人にはこまめにヒアリングしながら進めている。

 

50歳以上は、マススパーで、審査を受けることになっているので、逆に言うと、40代後半は、初段までは、何度かL3を味わう最後の機会とも言える。

 

本日の組手で、弦音丸氏の3級茶帯審査も十分視界に入ってきたので、私としては計画線とはいいながら、順調に進んでいる。

 

9月17日には、千木丸1級が初段審査を本部で受ける。本日、八咫丸氏が予定通り3級茶帯に進級。12月には、弦音丸氏が3級茶帯になる。

 

黒帯はもちろんだが、茶帯も大きい。風門館のような無名の道場であっても、ぽつりぽつりと新規の会員が来る。

 

その際、茶帯であれば、初心者の指導を任せられる。

 

今年の12月には、千手丸3段が、4段師範補を受ける予定になっている。日本拳法道連盟の場合。4段以上は形の正確さがより求められる。

 

従って、私がどうしても千手丸三段の形指導に当たらなければならなくなる。その間、千木丸氏と八咫丸の二人に、残り3人の形指導を託さざるを得ない。

 

小所帯の苦しさだが、こうやって、希望を描けるから嬉しい。他流の出身者、未経験者が、だんだんと先達となって、後進を指導していく。

 

それが、武道の良いところだと私は思っている。だからこそ、継続性を最重視しながらも、時折、茨の道も必要だろうと思う次第である。

 

風門館事務局 0947・32・3550 代表福光まで。