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日本拳法道に入門するパターンとして、二種類ある。
一つは、何となく武道・格闘技をやりたくて、たまたま、それが、日本拳法道だったという場合。このパターンが大多数だ。
もう一つは、私のような転向組だ。既に、何らかの武道・格闘技を経験し、日本拳法道のルール・試合形式などを十分理解した上で、その上で選んで入門する。
だから、私のような転向組の場合。最初から、日本拳法と日本拳法道の違いなどを知った上で、入門するので、入門してからの迷いとか、疑問というものがそもそもない。
何となく漠然としした理由で、日本拳法道に入門したのなら、私は、風門館の運営をとっくの昔に辞めている。
ちっぽけな片田舎のサークル運営であっても、苦労は多い。しかし、私がやらないと、八木山峠以東には、日本拳法道の拠点がなくなる。
この火を消したくない。その一心で、この33年間。運営してきた。
打撃6・投げ3・寝技1の比率は、私にとって美しいのだ。日本拳法道に入ってから、硬式空手・グローブ空手・アマKB・真武館と他流派の各種大会にも参加したが、やはり、私にとっては、6・3・1の比率は、黄金比率で有り、美の極致であった。
美しいものを見たいからやっているという面はある。
八咫丸5級。合同稽古会で、投げ有りルールを経験してから、一気に伸びた。元々、打撃だけなら、日本拳法道では、二段クラスなので、投げに対する対応力を身につけたら、大化けするとは思っていたが、私の予想以上の進捗具合だ。
彼は、懐が深いので、投げがかかりにくい。まだ、受け身に不安があるので、L4は早いと思っているが、背負い・大外刈り・裏投げの3種を禁止したL3.5まで来ている。
千手丸3段のスパーリングパートナーが十分務まる段階まで昇ってきた。
こういう日本拳法道らしいスパーを見ると、心地よい。6・3・1の攻防。これが日本拳法道ルールの最大の魅力だからだ。
9月には、茶帯になる。現在は、八幡同好会の中心となって頑張っているので、また、一人、本物の日本拳法道の黒帯が誕生しそうで嬉しい。
一人一人仕上げていく。それが楽しくて、私も指導している。
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