日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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豊前福光派古術連盟 風門館 令和4年「風祭之御更衣」 風門館護身体術 鷲掴表裏・鷲掴綾取表裏 田川郡福智町武道館 6月19日。

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https://www.youtube.com/watch?v=m-a_4TpzOvk&t=11s

 

最近、50代男性の方が、体験入門し、その後トライアルコースで、稽古中である。未経験で、護身と健康が目的とのことである。

 

風門館では、マス・スパーや、ライトスパーの動画を頻繁にUPしているため、誤解を招きやすいが、稽古の95%は、この動画のような形稽古や、技の受け返し稽古が中心で有り、年齢・性別に関わらずどなたでも出来る内容である。

 

では、なぜ、マススパーの動画が多いのかというとトライアル期間や体験入門の人の動画は基本UPしなからである。

 

肖像権の問題やプライバシーの問題があり、日常の稽古風景は、なかなか、動画でUPできない時代である。

 

稽古のラストに、毎週一人、60秒×2Rくらいマススパーをするのだが、その時は、入門者のみとなるので、撮影ができるため、必然的にマススパーの動画が多くなるという事情がある。

 

さて、話しを戻すが、風門館は、<大人のための護身教室>謳って活動している。そのため、40代、50代の入会者や問い合わせが多いのだが、その中で、一番気になるのが、組手をしなければならないのか?ということにあるようだ。

 

護身術を学びたいが、組手は怖いと言う人が多い。

 

結論から言うと、40代過ぎは、組手NGでも風門館としては構わない。怪我をしたくない、痛い思いをせずに護身術を学びたいと言う層にも対応している。

 

稽古内容も、特に、別のメニューをする訳ではない。稽古内容の95%は、年齢が関係ないので、全員共通の内容をするだけだ。

 

ラストのマススパーの時だけ、はずれてもらって、動画の撮影に回ってもらったり、タイムを計ってもらえれば、こちらとしても、大助かりである。

 

ただし、組手まったくNGの場合。日本拳法道連盟の形は教えられない。また、日本拳法道連盟の段級は取れない。福光流の段級のみの取得となる。

 

そこを納得していただければ、40代以上の方の組手NGも問題は無い。コースとしては、福光流護身体術コースとなると言うことを承知してもらえればよい。

 

また、40歳未満の組手NGは、風門館では認めていない。当方としては、同じ説明を何度もしているつもりなのだが、黒帯近くなっても、人の説明をきちんと聞いていない人間がおり、よくトラブルの元となっているので、分からないことは直接電話などで問い合わせて欲しい。

 

次に、では、50代・未経験で、日本拳法道の段級が欲しいと言う方はどうなるのか?という疑問がわくと思う。

 

その場合も、安心して欲しい。50代以上の方は、最初は<遠当て>という、まったく相手に当たらない距離のマススパーから始めるので、怪我をする恐れは、ほぼない。

 

また、審査も、寸止めである鍛錬手合L1で行うので、誰でもできる。

 

初段からは、マスクをつけてほぼ寸止めのL1.5ができれば、十分である。希望者は、L1.7までやってもらってもいいが、こちらからの強要は無い。

 

50代でも、1年かければ、誰でも、L1.5は取れるようになる。寸止めであっても、間合い・拍子・気走り読みは、鍛錬できる。

 

強度の強いレベルの方が、より早く、読めるようになるが、根気よく時間をかけていけば、寸止めでもかなりのことができる。

 

また、組討や寝技は、形で稽古すればよく、乱取り稽古より、速習性では劣ると言うことさえ知っていればよい。

 

私は、現在64歳である。一族相伝門外不出の総合武芸。鎌倉古流福光派を学び始めたのが、5歳の春。

 

以来、古術をベースとしながらも、空手2流派・合気系3流派・剣道・太極拳、と学んで、31歳の時に、日本拳法道と出会い、そこから、公式戦44戦の他流試合を各種ルールで闘い、指導者としてものべ850人ほどを教えてきた。

 

その経験から、老後に健康被害を残さないためには、何歳までなら、どの程度の稽古が、可能か?というのもおおよそ把握している。(あくまでも一般草の根アマチュアを対象とした場合)

 

もし、護身術を学びたいが、年齢が気になっていると言う人がいれば、是非、風門館で体験入門してもらいたい。お待ちしています。

 

付記:風門館護身体術と豊前福光派の関係はという質問もいただくが、ベースは福光流である。ただし、礼法を簡略化している。古伝の福光流の礼法は、なかなか、覚えるのが難しいようで、そこに、時間をかける暇が無いので、風門館護身体術として、紹介したり、豊前福光派古術として紹介したりしている。

 

また、私のブログは、基本、門人向けに書いており、他流の人の質問に答える責務はないと思っている。細かいことを知りたければ、風門館に入門すれば、むしろしつこいくらい教える。

 

また、この33年間、私自身が他流試合をするために、その後は、門中に他流試合を取らせるために、どうすれば無事に帰還できるのかと試行錯誤してきた。その中で、護身用の手とし使えるものを現在風門館護身体術として教伝しているわけである。

 

古伝にはなかった手業の場合。福光流としては、紹介していない。

 

今の所、50代・未経験者が1名。トライアル中なので、怪我無く・無理なく・無駄なくの風門スタイルを証明したいと考えている。

 

風門館事務局。0947・32・3550。代表福光まで。