日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然。円(まる)懸かり稽古。田川郡福智町武道館。2022・5・29。

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風門館徒然。円(まる)懸かり稽古。田川郡福智町武道館。2022・5・29。

 

令和4年。5月29日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館。

行者:八咫丸氏・T氏・S氏。

稽古内容:体術総合・体術護身。

風門館当身拳法基本素振り12ヶ条。9本目。捻り腰からの横蹴り。

豊前福光派古術素手第三法・組討 花手(初伝)

1本目:腰車、2本目:鉢返・鉢落

風門館護身体術:鷲掴表裏・変化。

日本拳法道連盟制定形。上受けの形・下受けの形。

ミット撃ち。三種×90秒・4R

鍛錬手合L1.5。60秒2R

撃ち込み稽古・サンドバック。雷神波30秒・1R

 

私事が多忙で、稽古禄を書く暇も無く、やっと、本日書いている。この日は、新しく入った人ばかりで、時の移り変わりを感じた。

 

日本拳法道連盟 田川同好会から始まって、既に、33年。のべ800人以上を教え、いつも、人集めに奔走しながらも、奇跡的に生き延びている。不思議なことだ。

 

一昨日など、昨年入門した人ばかりという珍しい日だった。風門のような小さな道場でも、年々、人の出入りがあり、メンバーの移り変わりがある。

 

季節のようなものだと思いながら、日々、私は、私の修練を重ねている。

 

稽古内容は、ほぼ先週と同じ。

 

特記事項を箇条書きにする。

 

1 基本素振り9本目。捻り腰からの横蹴り。どういう訳か、この9本目が難しいらしく、今の所、正確に出来るのは、3人しかいない。将来、人を指導するにあたって、この素振りの12本は、最低でもマスターさせたい。今後も、基本の素振りでできていないところを重点的に稽古する。

 

2 鷲掴み。風門館護身体術として教えているが、煩瑣な礼法を省いているだけで、福光流の古伝そのまま。私の得意系というか、こういう福光流の手業の稽古がしたくて、道場を運営している部分がある。表裏から変化まで伝授。後、5回程度は、この鷲掴みの稽古をしたい。

 

3 円懸かり稽古。円と書いて、まると読む。けっこう風門館独特の稽古法ではないかと思う。木立先生に入門した頃、形では、斜めに蓮引きが出来るのにも関わらず、乱取りや、試合になるとどうしても、打って終わり。あるいは、打ち終わったら、真っ直ぐ下がるなどの悪い癖があった。先生からは、斜めにバックステップと、厳しく指導を受けたが、なかなか、直らなかった。

 家でも毎日、この円懸かりのステップを踏み続け、実際に試合で使えるようなったのが、38歳の時。小兵の選手にとっては、捕まったら基本は終わる。打ち終わったら即脱出。そのためには、この円懸かり稽古が欠かせない。

 組討有りの、日本拳法道ルールでは、柔道系とも当たる確率は高い。いかに、捕まらずに打撃で仕留めるか。小兵・非力な人間には欠かせない稽古法だ。

 

以上、毎週充実した稽古が出来ている。形稽古だけでも、出来る間は、続けたい。やはり、稽古が無いと私の気分は晴れない。

 

私も、私自身のために稽古している。風門館は、それでよいと思っている。

 

風門館事務局。0947・32・3550 代表福光まで。