日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然。体験入門有り。10秒無酸素ラッシュ①八咫丸5級編。田川郡福智町武道館。毎週日曜日。10:00~12:00。

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https://www.youtube.com/shorts/6_Bzdl9DsDo

 

風門館徒然。体験入門有り。10秒無酸素ラッシュ①八咫丸5級編。

 

令和4年。5月22日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館。

行者:千木丸氏・八咫丸氏・T氏・S氏。体験入門1名。

稽古内容:体術総合・体術護身。

豊前福光派古術素手第三法・組討 花手(初伝)

1本目:腰車、2本目:鉢返・鉢落、三本目:鉢返、五本目:大外掛、六本目:裾払

風門館護身体術:鷲掴表裏。

日本拳法道連盟制定形。上受けの形・下受けの形。

受け返し。羽手拳法:三種×20回。蹴足法:3種×20

鍛錬手合L1.7。60秒3R

撃ち込み稽古・サンドバック。雷神波10秒・1R、風神波30秒・1R、

10秒無酸素ラッシュ1R。

 

昨日の稽古に、久しぶりに若い体験入門が有り、一同活気に湧いた。

組織というのは、人がいて始めて成り立つ。風門館のような小規模集団でも、人がいないとそもそも運営が成り立たない。

 

それで、常に、ネットで、宣伝をしている訳であるが、何しろ、元々、川筋気質と言われた土地柄からか。武道・格闘技の道場・ジムが乱立しており、人口比に比べて、圧倒的なデフレ状態である。

 

体験入門があったから、即、入会とはいかないが、今いる門人達が活気づく。私としては、それが嬉しい。

 

歳月と共に、帯の色が変わり、段級の数字が変わる。それが、モチベーションとなって、また、一段と御道の行に励むことになる。

 

無級の白帯から、有級の白帯、茶帯、黒帯と進むにつれ、後進が増え、その後進から見れば、やはり、先達は、先達なりの技や気迫を持っている。強制では無く、自ずから生まれる敬意の念。そういう敬意の念を持たれる居場所を持てば、やたら、世の中で、「俺様自慢」などしなくてよい人間になれる。

 

そこが武道の良さだ。

 

年を取ってから、俺様自慢をする人間ほど見苦しい者はない。基本、俺様自慢をする人間の大半は、結局は、世の中から評価されるほどの何かを持っていないから、自分で自己肥大化自慢をするしかないのだろうと思う。

 

その点、武道というのは、その流儀ごとの価値観が確固としてあるから、その世界では、先達は必然的に評価される。男が男から評価される世界というのは、男としては、最高の自己実現の世界だ。

 

職場とは別に、そういう世界を持っていると、落ち着いた老後を過ごすことが出来る。

 

風門館は、「護身・健身・修身」の三位一体を目指して活動している。護身実用の芸を研究しながら、それを通して、修身がなる。

 

その修身がなった時、心の平安を得ることが出来る。それも、また、広義の意味では護身実用では無いかと考えている。

 

古術では、「芸法修練を通して、家産運用の哲学を学ぶこと」を重視した。従って、「家守の芸」と言う。

 

狭義の意味と広義の意味。己一身を守ることから始め、やがて、族人を守るに至る。やがて、治国平天下を守る道へと続いていく。

 

小から大、大から小。そういう諸々について考えるのも面白いのでは無いだろうか。

 

毎回、稽古の最後に行う10秒無酸素ラッシュ。狭義の意味で言えば、ラッシュできる肺活量の鍛錬が狙いだが、広義の意味で言えば、やった感がでるのが良い。やった感・やりきった感・充実感。それが、月曜からの仕事へ向かう精神的なエネルギーとなる。

 

究極の護身は、食うことに尽きる。飢えて腹を空かした人間に護身の芸技など、そもそも必要が無い。

 

令和4年5月22日。日曜日の稽古。私を除けば、平均年齢47.75歳。

 

4人の大人が無心に10秒ラッシュに興ずる姿を見て、昨日体験入門した若者が何か感ずるところがあれば、我々の活動も無駄では無いだろう。

 

風門館。大人のための護身教室。田川郡福智町武道館。

毎週日曜日。10:00~12:00。1レッスン制。700円。

月1ペースでも、二月に一度でも歓迎。会員向け無料ON・LINE講座有り。

 

風門館事務局 0947・32・3550 代表福光まで。