日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館。大人のための部活動。46歳の挑戦。田川郡福智町武道館。毎週日曜日。10:00~12:00。

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https://www.youtube.com/watch?v=PbxVbbkMccg

 

私は、経験者を教えるのも、手っ取り早いので、歓迎しているが、未経験者を教えるのも好きだ。

 

未経験者の場合。癖を直す必要が無いので、一見時間がかかるが、長い目で見れば、意外と続くのが、未経験者と言う場合が多い。

 

S氏。46歳。野球経験が長いとのことで、運動能力は高い。特に、癖の無い左ストレートはいい武器になる。また、野球経験から来るのか、武道では、高度な体捌きである、クロスステップを、自然と使っているので、これを将来的には、うまく生かせば、また、違ったタイプが生まれるのでないかと楽しみにしている。

 

野球では、指導者としての経験も豊富なようで、だからこそ、46歳で、全く未知の世界に飛び込んできた勇気に敬服している。

 

私も武道以外に、バレー・バスケ・サッカー・卓球・バトミントン・ソフトボール・スケート・テニス・スキー・ゴルフなど、ざっくりと経験したことがあるが、どれも、大変だった。

 

傍目には、なんち。ないスポーツが、やってみるととんでもなく難しい。

 

武道の世界には、5歳からいるから、偉そうに指導者然としているが、他のスポーツでは、中学の部活動生にすら、全く歯が立たなかった。

 

違う世界に飛び込むのは、それだけでも勇気が要る。まして、指導者としての経験があると、他の世界で、一からやるのはなかなか出来ないものだ。

 

現在、稽古に来ているメンバーは、5人いるが、未経験で始めた者は、既に三段と1級。八咫丸氏は、5級とは言え、打撃系の経験が二年あるので、ほぼ初段クラス。また、T氏も、ボクシング経験があるので、手業はうまい。

 

その中で、一番未経験者としてやっていかなければならないので、つらいだろうと思うが、実は、千木丸氏が、三年前、入門したときは、もっとひどい状態だった。

 

その当時のメンバーは、全員黒帯で、現役が二人いたので、鍛錬手合もレベル4が普通だった。

 

千木丸氏もほぼ未経験で入門。その時が、46歳。しかし、じっと耐えながら、じっくりと実力をつけて来て、今、1級だが、9月で、初段に昇進する。

 

S氏は、6月に生まれて初めての昇級審査に臨む。形・組手とも、5・6級としては十分なので、合格間違い無しだ。

 

そして、12月には、茶帯に昇進する。

 

茶帯をつけると不思議と落ち着きというか風格が出てくる。千木丸氏が、白帯だった頃、いずれ後進を指導する時が来ますからと言ったら、怪訝そうな顔をしていた。

 

何しろ、風門館は、基本入会者が少ない。白帯の頃は、自分が指導する側に回るとかあるんだろうかと思うが、これが、不思議なことに、いつのまにか、数は少なくても、新人が入ってきて、茶帯の頃には、けっこう指導する側に回ることが多い。

 

習いながら、教えながら上達する。

 

S氏の挑戦を、私は、全力でサポートしたいと考えている。

 

何歳になっても、新しいことにチャレンジする。その勇気を讃えたいからだ。

1レッスン制・700円。

ON・LINEを併用すれば、月1ペースでも上達できます。多忙な社会人・遠方の方でも、稽古できるシステムを準備しています。

 

風門館事務局 0947・32・3550 代表福光まで。