https://www.youtube.com/shorts/PPJ0AeDL8AM
風門館は、「館」と名乗っているが、実質は、クラブチーム・サークル活動に等しい。
40代・50代の人間が集まって、部活動の乗りでやっている。私は、それで良いと思っている。
健康寿命も大事だし、長生きも大切だ。しかし、いずれにしても、人はいずれ死ぬ。であれば、死ぬときに、満足して死ねる。一生を送ることが一番重要ではないかと私は常々考えている。
あなたは夢中になれることがありますか?
そういうものがある一生が幸せなのではないだろうか?
護身・健身・修身。何を目的に武道修練の道を歩くのか?人それぞれだろう。風門館では、各人の稽古の目的をそれとなく聞き、それに沿ったメニューを組むのが特徴だ。健康のために稽古するのも、もちろん有りだ。
T氏のショート動画の再生回数が多いのは、51歳という年齢でこれだけのことをやっていることへの賛辞でもあろうが、T氏が、純粋に楽しんでいるからではないかと思う。
無心に、一心不乱でサンドバッグを撃ち抜く。51歳で、夢中になれる時間を持てる幸せ。それを見るとこちらまで幸福感に満たされる。
我々社会人にとって、楽しい職場とか、あるんだろうか?私は、今年の3月までリーマン稼業だったが、いつも、辛気くさい顔をしていた。
そんな中で、道場で、仲間達と稽古し、談笑するのが、唯一の楽しみだった。もう64歳になったが、形稽古はできるので、指導しながら、稽古を続けている。
風門館が、私にとっては、心の支えで有り。人生そのものかも知れない。いつ帰天することになるのか分からないが、死ぬときは満足して死ねる。
こんな素晴らしい場所をもっと多くの人に知ってもらい、稽古に来てもらえるよう日々宣伝も行っている。
「相撲取りは、土俵の中でしか生きられない。」そんな、言葉を何かで読んだ記憶がある。武道・格闘技が好きな人間も、結局帰る場所は道場しかない。
性だから、どうしょうもない。風門館では、昔、武道・格闘技をやっていたが、仕事の都合や育児の関係などで、今は辞めている人。しかし、もう一度再開したいという人を対象に道場を運営している。
1レッスン。700円。入会金無し。来たとき払いの意味はそこにある。北九州や行橋、福岡。月1とか2回のペースでもかまわない。自分の好きなときに、気軽に立ち寄れる道場。観光気分で来られる道場。それも、風門館の設立コンセプトである。
もう一度、青春を取り戻したい人を待っている。
風門館。大人のための護身教室。
田川郡福智町武道館。毎週日曜日。10:00~12:00。
風門館事務局:0947・32・3550 代表福光まで。