https://www.youtube.com/shorts/sVij4lNqNY4
風門館は、「大人のための護身教室」を謳って活動している。念頭にある対象者は、30代から50代である。
若い人なら、どんな武道・格闘技でも選択肢がよりどりみどりの時代だから、悩む必要も無いだろうが、30代から50代の人間が、武道を始めようとか、再開しようとなると、月謝がいくらかかるかとか、乱取りはどの程度のハードさでやるのかとか。気がかりな点は出てくる。
それで、風門館は、月1ペースでも通えるよう、1レッスン制。来たとき払いの、700円で、運営している。
また、乱取りも、年齢・経験値・稽古の目的に応じて、当人の意志を尊重しつつ、L0~L5まで、自由に設定できるようにしている。
よく、T氏の動画を取り上げるのは、現在、乱取り現役では、T氏が、最高齢であるからだ。T氏が出来るところまでは、それ以下の年齢の者は、当然出来て当たり前だ。
先週の稽古では、防具装着・面触れ止め・中段下段ライトコンタクトのL1.7でやってもらったが、特に問題ないようだった。
6月の昇級審査には、このL1.7で取ってもらおうと考えている。
また、T氏は、ボクシング経験がある。八咫丸氏は、空手・ボクシング・KBの経験がある。私としては、若い頃、武道・格闘技をやっていたが、仕事・育児などで、現在辞めている人たちが、風門館で、稽古を再開してくれれば良いがといつも願っている。
育児も目処がつき、仕事も慣れた40代。そういう人たちがもう一度稽古を再開するには、風門館は適していると思う。
例えば、北九州、行橋からだと、通うのには時間がかかるが、経験者なら、月1ペースで来てもらって、黒帯を取ったら、自分の近場で、同好会や支部道場を開設したらいい。
もちろん、未経験者や少年部も歓迎している。
週1回2時間。毎週来る必要も無い。自分のペースに合わせて、月1なら、月1。月2なら月2と決めて、武道を稽古する。
今、風門館は、全員40歳以上。経験者もいれば、未経験者もいるが、6人で、楽しく稽古している。
稽古が終わった後は、福智町武道館の自動販売機の前で、お茶を飲みながら、ひとしきり談笑して解散する。その生活のリズムが、人の心を健康にする。
体の健康も大事だが、日々、生きるために皆働かなければならない。その仕事に追われ、気がついたら65歳。趣味もなく黄昏れた人生を終わらせるのはどうなんだろう。
健康で長く生きることも大切だが、満ち足りた人生を送ることも大切だ。
武道・格闘技が好きな人間というのは、その中でしか生きられない。このブログを読んで、再開の決意がついたら事務局に連絡して欲しい。
風門館事務局。0947・32・3550。(福光まで)