日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然。遠当。誰でも楽しめるマス・スパー。田川郡福智町武道館。2021・12・19

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https://www.youtube.com/watch?v=AQeUf392Zj4

 

令和3年12月19日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館。

行者:木霊丸氏・千手丸氏・常磐丸氏・千木丸氏・入門コース1名。トライアルコース1名。体験入門1名。

 

稽古内容 体術総合・体術護身。

 

風門館受身12種・身体之鍛12種

豊前福光派古術素手第二法取手・拍子取2本目:双羽鳥表裏。裏・双羽鳥肩担。

豊前福光派古術素手第三法組討 1本目:腰車、2本目:鉢返・鉢落

風門館当身拳法基本素振り12箇条。1~6

受け返し稽古 襷掛け3種×10本・2セット ブロック2種×10本・2セット

サンドバッグ 30秒×1、15秒×1

鍛錬手合L1.5 1分2R

 

にぎやかな一日となった。トライアルコースだった、A氏が、早速、空手着を着てきたので、そのまま、正式入会となった。

 

風門館では、入会金を取らない。その代わりが、空手着の購入だと思ってもらっていい。風門は、武道をやっている。入ってくる動機は、各人ごとに、様々にあってよいが、道着を着るという文化。日本拳法道連盟の昇級・昇段審査を受けるという文化。この二つだけは、絶対に譲れない一線なので、そのために、トライアルを3ヶ月間設けている。

 

この3ヶ月間で、道着を着るという文化になじめないなら、格闘技のジムなどに行った方がよいと思う。純白の空手着を着たその日が、入会となる。

 

さて、この日は、初心者が3名と珍しい一日であったので、初心者にも、遠当を試してもらった。

 

これは、私が考え出した訓練法で、初心者には評判が良い。一般的には、初心者には、基本が出来るまで、組み手などはさせないものだが、それでは、初心者には寂しすぎる。

 

経験者の組み手を見るのも勉強だが、入会した以上、そのレベルで、マススパーなどやってみたいものだ。

 

基本・形・受け返しで、技を身につけながら、同時に、早い段階から、この遠当てで、マスの雰囲気を味わう。

 

武道の稽古は基本地味で、痛いし・辛い。そういうのは、やりながら分かっていけばいいのであって、入ったばかりの初心者は、まずは、楽しむことが最優先だ。

 

風門のように、40代で入門してきた人が、今更、プロになりたいとか、そういうことを考える人はいないだろうし。また、不可能だ。

 

40代なら、40代の。50代なら、50代の稽古法というものがある。我々は、プロの選手でもないし、職業武道家でもない。市井に暮らす凡夫のための護身の芸を追求している。

 

だから、こそ、早い時期から、マスは慣れた方がよい。この遠当てでも、経験者と対面してやれば、感覚的に学ぶ点は多い。無意識に茶帯・黒帯の歩法・体捌き・コンビネーションを刷り込むことが出来る。

 

その人にとって、万が一は、明日起きるのかも知れないし、生涯無いままで終わるのかも知れない。

 

誰にも予測できない以上、早め・早めにマスで慣れるのは意義があると思う。

 

まあ、理屈はともかく、まずは、楽しい。しかも、絶対に当たらない距離で行うから、怪我もない。

 

この方法だと、60代でも、稽古できる。

 

この鍛錬手合L0から、始める風門館のやり方は、かなりい線をいってると思う。

 

これに慣れつつ、基本を固め、徐々に、寸止めのL1へと近づいていく。

 

体験入門から、週一回稽古に来たら、だいたい、半年で、L1まで持って行く。

そこが、5・6級。その次に半年で、L1.5まで行く。3・4級茶帯

 

後は、年齢との関係があるが、40未満は、L2で、1・2級。

 

初段は、40未満は、防具打ち抜きのL3、40以上は、基本は、L2が出来れば十分だ。

 

40代で、空手・拳法を始めるのは勇気がいるが、風門館なら、無理なく、上達させるノウハウがある。是非、体験入門でためしてみてください。