日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館。大人のための部活動。鍛錬手合L2とは何か?田川郡福智町武道館。2021・12・12。

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https://www.youtube.com/watch?v=_b4H3scO3KU

 

風門館。大人のための部活動。鍛錬手合L2とは何か?田川郡福智町武道館。

2021・12・12。

 

風門館では、一般で言う、組み手・スパーを、わざわざ、鍛錬手合と呼んでいる。

なぜなら、強い・弱いを競い合うのではなく、身魂を磨く行法の一つとして取り組んでいるからだ。言葉には、意味がある。風門館では、古術に由来する一風変わった文化・言葉遣いが多いが、別に奇をてらって使っているわけではない。

 

言葉が、文化だから。それを受け継いでいるのである。

 

鍛錬手合L2について。防具着用・当て身のみ・面当て止め・他フルコンタクト。

この動画が、L2である。

 

ちなみに、以下各レベルを説明する。

 

L0:遠当て。絶対当たらない距離から始める。初心者・60歳以上向けの鍛錬法。

 

L1:寸止め。防具無し。初心者・50歳以上の人対象。

 

L1.5:普段の手合。籠手着用。面スキンタッチ。他ライトコンタクト。

L1で、動きが出来てきたら、次に進む段階。5・6級の審査は、これで行う。また、50代以上の人の審査は、このL1・5が基本。50歳以上の人は、形とこのL1・5でのバランス・手数・コンビネーションなどを見て審査する。

 

L2:防具着用。面当て止め。他フルコンタクト。L3へ進むための準備段階。50歳未満の4・3級審査は、これで、行う。

 

L3:防具着用・当て身のみ。全面フルコンタクト。日本拳法乱取り競技法の当て身のみの部。有級の試合はこれで、行う。40歳以上は、希望制。無理強い無し。40歳未満は、このレベルまでは必須。2・1級の審査はこれで行う。

 

L4:防具着用。面当て止め以外は、日本拳法乱取り競技法で行う。ここからが、本格的な日本拳法道ルール。40歳以上は、希望制。40未満は、ここまではやって欲しいレベル。段の審査は、これで行う。

 

L5:日本拳法乱取り競技法。大会でのみ行う。40歳未満・初段取得以上対象。大会等で、他流の黒帯を破れば、基本2段合格。例えば、他流の4段を破れば、5段合格。という感じで分かりやすい。

私は、某空手の4段を破って、5段取得の資格を得た。あくまでも、そういう判断の材料となるということで、形や組み手などの動き・手数・バランスなど、総合的に審査される。だから、誰でも稽古を続ければ、昇段していきます。遅い・早いがあるだけですね。

 

L6:グローブ空手・アマKBなどの大会出場レベル。外部の大会に参加。40歳未満・2段以上対象。完全希望制。

 

L7:空道・禅道会・アマシューティング・真武館などの大会。35歳未満・3段以上対象。完全希望制。ちなみに、このレベルになると、風門だけでの稽古では無理。週3回以上。風門+出稽古に行ける者のみ可。

 

私は、39歳の時に、真武館全日本に一度だけ出場した経験があるが、このレベルは、根性とか、気合いだ。気合いだ。とかの精神論は通用しない。

 

壊されない技術と肉体がないと悲惨な結果になる。(福光雲母談)

 

以上、こんな感じだが、風門館では、週1回2時間の稽古で出来るのは、L5まで

と考えているので、L6以上でやりたい人は、専用の道場なり、ジムなりに行くことを勧めている。