https://www.youtube.com/watch?v=shGcmokvyZo
風門館には、今、熱心な40代が4人いる。そのうちの一人は50歳だから、いよいよ驚く。
この動画の二人も、44歳と46歳。
46歳T氏。空手やボクシングを始めたのが、44歳?くらいかららしい。ネットで、風門のことを知り、防具の総合も経験してみたいということで、入会した。
しかし、46歳で、これほど動けるのかといつも感心している。千手丸氏は、私の下で、15年ほど修行を積み、各種大会にも出てるので、キャリアとしては、圧倒的にあるはずなんだが、打撃のみのマススパーだと、キャリアの違いがまったく分からない。
風門館は、<大人のための護身教室>を標榜して活動しているが、実際、風門の40代4人を見ていると、40代で初めても、かなり動けると言うことが分かる。
武道・格闘技をやりたい。あるいは、昔やっていて、再開したいが、年齢が気になると言う人は多いだろう。
私自身。競技武道の世界に入ったのは、31歳からだったが、その時点でも、年齢が気になって、かなり躊躇したのを覚えている。
だからこそ、風門の4人は、多くの人に勇気を与えているのではないだろうか?
何より、同じ世代だから、共に汗をかいて、終わった時のさわやかな笑顔がいい。
4人とも、笑顔の中に、青空が広がっている。高校の部活動の雰囲気だ。
だから、最近は、<風門館。大人のための部活動。>というタイトルもよく使うようになった。
風門館の修練の最大の目的は、万が一の際の護身にある。しかし、いつも、いつも、そんなことばかり考えて暮らしていると、精神を病んでしまうだろう。
万が一に備えるためには、常に動いている必要がある。常に動くためには、継続して稽古に来る必要がある。
となると、稽古の目的には、来週も行きたいと思わせる楽しさも必要となる。
護身実用と生涯武道。これを両立させるのは至難の業だが、風門なりのバランスの取り方で、手探りながら、今も、稽古を積んでいる最中である。