日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然。福智町武道館。稽古再開。

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令和3年。6月27日。日曜日。晴れ。午前の部。田川郡福智町武道館。

行者:仁駈丸氏・常磐丸氏。稽古者:B氏。

稽古内容。体術総合

柔軟・掻取。袈裟蜘蛛・白拍子取表裏・馬乗固・馬乗り返し。

当て身:素振り12箇条・着胴打ち込み稽古 直蹴り左右・抜き胴左右・スイッチしての回し蹴り左右。

緊急事態宣言が、明けて。福智町武道館での初稽古。

風門館は、社会人中心の道場のため、実際は、ふたを開けないと何人来るのかわからないところがある。

本日は、稽古再開初日だから、初日から。道場キャンセルは出したくなかった。公共施設のため、あまりにも予約のキャンセルが続くと、貸し出しNGがかかるという切実な問題を抱えている。
ここらへんが、弱小道場のつらいところである。

今週の予約の入りが悪かったので、無理を言って、常磐丸氏と仁駆丸氏に来てもらった。ところが、金曜日にB氏から予約が入り、蓋を開けると三人で、稽古再開初日となったので、上出来だった。

今日は、体を慣らす意味で、柔軟を十分やった後は、久しぶりに寝技の稽古。日本拳法道ルールは、打撃6。投げ3。寝技1の比率になるよう設計されている。そうすると普段の稽古の比率も同じになる。

風門の場合。投げ5。打撃5の割合で、稽古している。だから、どうしても寝技が苦手だ。これは、週一回二時間という制約の中で、優先課題が、投げによる頭部挫傷や、打撃による大きな事故を防ぐことを最優先しているためで、寝技まで手が回らないという事情がある。

しかし、寝技10秒制限の日本拳法道ルールでは、実は、寝技で、仕留めるのが、最も効率が良い。ここらへんのところは、試合に出ないと体感出来ないが、寝技の10秒を制する者が、日本拳法道ルールを制する者である。

本日は、柔道初段を持っている仁駆丸氏が参加したので、常磐丸氏の相手を務めてもらった。常磐丸氏にとっても、有意義だったと思う。

後半は。B氏のための稽古。B氏。ボクシング経験があるので、パンチは。十分出来ている。蹴りは。直蹴りなど、初経験のようで、基礎から稽古してもらっている。
ただ、ミドルは威力があるので、一年もすると打撃では、初段レベルになるだろう。

有力メンバー加入で、いい刺激になっている。

風門館は。年輩の人間でも、自分のペースで稽古できることを信条にしている。我々にとって、護身とは。生存術である。強い。弱い。勝ち負けにこだわるような年でもない年齢の集まりなので、自分のペースを第一に稽古している。

また、そういう人の受け皿でありたいと今後も活動していくつもりである。