https://www.youtube.com/watch?v=2x0FyU6Lrxs
令和3年6月13日。日曜。曇り。於豊前香春風門館本部道場。
稽古者:A氏。
稽古内容:体術護身
棒振り五法・玉石の行・風門館当て身拳法素振り12法・歩法・体捌き
白内障の手術を終えて、ようやく、一ヶ月がたったので、試しに振り棒を行ってみた。
左手の絞りが出来ていないが、取りあえず、このくらいまでは、回復したと言うことで喜んでいる。
さて、A氏。昨年、コロナでの緊急事態宣言解除後に入会した。その後も、緊急事態宣言が二度発令され、稽古が中断されたにも関わらず、月に1~2回のペースで、淡々と稽古している。こういう姿勢が、私は好きだ。
54歳で、日本拳法道に入門とういうのは、度胸がいったと思うが、稽古の度に、徐々にできつつある。
今年の風門祭では、鍛錬手合レベル2への挑戦と、6・5級への進級を目指して努力している。
基本や体捌きなど、まだまだ、出来ていないところが多々あるのは当たり前のことであるが、着実に技術は伸びている。
風門館は、大人のための護身教室を標榜して活動している。その中でも、唯一、打撃経験0の53歳で入門し、今年54歳。月1から2回のペースで、コロナでの中断などを考えると、まさに、A氏こそが、風門の理想とするところであろう。
53歳で、新しい世界に飛び込む勇気が、あるだろうか?
我々、風門は、こういう人のチャレンジを真摯に受け止め、応援したいと考えている。