https://www.youtube.com/watch?v=VrgQDQ5zcrc&t=9s
構想膨らむ。第7回風門祭有級之部。
コロナ禍で、本拠地である福智町武道館が使用不可になって、風門としてもダメージは大きい。
しかし、今年の秋。公共の施設が開放されれば、第7回風門祭を例年通り開催したいと思っている。
今年は、本格的に千木丸氏(48歳)のデビューを考えている。風門祭では、有級の部というのがある。これは、まだ、受け身が不十分な有級一般部のために設けているクラスで、日本拳法道乱取り競技法の内、投げ・関節・寝技を引いた打撃だけの部門だが、けっこう見応えがある。
防具を着けたKBみたいな感じになるが、ポイント&KOルールなので、全力でど突きあえる。もちろん、本人の意志を確認し、今後の稽古量なども考慮に入れて、安全性には、配慮した上で行うが、夢があっていい。
対戦相手を九州武道連絡会議で募ろうと思っていたところ、最近、ボクシング経験有りのB氏(50歳)、フルコン系・ボクシング系のC氏(46歳)と二人稽古に来ているので、三人による有級之部リーグ戦が開ければ、良いがと考えている。
あくまでも、そういう構想があると言うことで、実現するかどうかは分からないが、千木丸氏は、そのつもりなので、後は、対戦相手を探すだけだ。
日本拳法道は、間口が広いので、夢があって言い。
実を言うと、今から20数年前、2度ほど風門祭を開いたことがある。
その時も面白かった。大学の空手部。柔道部。アマレスの全国レベルのトップクラス・KB・高校のボクシング部。柔道部。それに、私の門下。
入り交じって闘う姿は、見てるだけで興奮ものだった。
7年前。その風門祭を復活させ、以来、今年で7度目。
50歳前後のオヤジでも、全力ガチで闘えるのもプロテクターのおかげである。世の中には、過激なルールの大会や、レベルの高い大会が無数にあるが、逆に、我々のような草の根アマのための大会も必要だ。
怪我を回避し、しかし、全力で打ち抜きたい。このアマチュア草の根の究極のわがままを叶えてくれたのが日本拳法道乱取り競技法である。
50歳前後のオヤジ達が、全力でど突きあえる場。
実現するかどうかは、選手が集まるかどうかにかかっているが、出たいという選手のために、場は設けておきたい。
コロナで、逼塞する現況ではあるが、こういう夢が持てるから、普段の生活も送れる。
生きていくために必要なものは、金である。しかし、それだけでは無味乾燥な生活となる。仕事が生き甲斐で有り、夢を描く場なら、仕事だけで、十分だろうが、私は、そうでは無かった。
63歳になった今も、まだ、パートでリーマン稼業をしているが、風門祭や、福岡武道館への夢があるから、やっていける部分もある。
風門は、そういうものを大事にしたいと考える道場である。