日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館。年々歳々。風流・斯くの如し。元手・一文字稽古風景。


豊前福光派古術 元手 変手勝 一本目 一文字 稽古風景。

 

https://www.youtube.com/watch?v=XT-_PvuKjg4&feature=youtu.be

 

令和2年7月12日。日曜日。午前の部。大任町B&G。

 

行者:木霊丸氏・仁駈丸氏。

 

豊前福光派古術得物第一法:元手:変手勝

一本目:一文字、初手・喉突、真名手・柄頭、変化・蹴足

二本目:叩、初手・素首、真名手・蔦絡、変化・鍔返

 

長いこと変手勝の稽古をやってなかったので、今後は、日曜日の、午前の部。大任町B&Gでの稽古に木霊丸氏が参加したときは、やることにした。

最初の30分、体術総合のクラスは、千手丸氏にまかせて、私と木霊丸氏は変手勝の稽古と言うことになる。

 

この日は、仁駈丸氏が参加したので、仕手を仁駈丸氏に努めてもらい、一本目と二本目を稽古した。

 

一文字は、すでに何度か稽古しているので、細かい口伝の稽古となるが、二本目の叩は、難易度が高いので、私も含め、かなり時間がかかるのではないかと思う。

 

仁駈丸氏も、手術を何度もしたとのことで、動きが自在にならないが、そういう人であっても稽古できる場所でありたいと願って、風門を運営している。

 

武道・格闘技の世界では、当然、強い・弱い。上手い・下手が大事なことだろう。しかし、風門は、そういうのは、他の道場におまかせすると言うのが運営方針である。

今は、昔と違い、田舎であっても、あらゆる武道・格闘技が学べる環境にある。そこで、我々のような凡夫が気張ったところでたかが知れている。

 

風門が、一番、重要視しているのは、誰もが、その人の目的に応じて、稽古を続けられる道場であることだ。

 

私自身も、腰椎狭窄症で大手術をし、武道の稽古自体無理だろうと思っていた。しかし、今は、形稽古ならまだ、出来る。その後、右目を網膜剥離して、ミットも持てない状態だったが、今はミットは、持てる。スパーは、もう難しいが、受け返しならまだ、出来る。

 

他にも、手術歴を書くと、これで、形稽古だけとは言え、まだ、稽古してるんだから、医学の進歩はありがたいと感じているところだ。

 

もう62歳になったが、古術の形稽古は好きなので、一年でも長く続けたいと思っている。

 

無理をせずに、ゆっくり、柔らかく。各人の事情・目的・目標。それらを把握して、個別にメニューを組んでいく。

 

当然、競技に出る者には、烈々たる稽古を行う。

 

護身と健康目的の者には、それに応じて、柔らかく、ゆったりとした稽古を。

 

風門館:大人のための護身教室とは、そういう意味で謳っている。