風門館 大人のための護身教室 日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 公式ブログ

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甲賀流伴党:長柄鎌・手鋏。


【忍道】甲賀流伴党二十一代宗師家 川上仁一が現代に伝える忍びの術技! “最後の忍者”の「武術」と「忍術」【伴家忍之傳】The last ninja Jinichi Kawakami

 

https://www.youtube.com/watch?v=CZxUAUVivpw

 

豊前福光派古術の最大の特徴が、長柄の鎌を、薙刀の理合いで用いる薙鎌にある。それを、古術では<本手>と呼び。得物芸法の中心に置いている。ところが、この長柄の鎌を使う流儀があまりないと言うのをネットの時代になって始めて知るようになった。

 

鎖鎌の流儀は、多く存在するのに、なぜ、長柄鎌が無いのか不思議でならなかった。江戸期の百姓の護身実用の得物としては、長柄鎌が一番優れているの言うまでも無い。なぜかと言うと百姓が普段持ち歩いてもまず、疑われない。返って、六尺棒などを持ち歩く方が奇異に感じるのではないだろうか?

 

また、長柄鎌は、当然長い分有利であり、日本刀ほどの殺傷力はなくても、刃物と鈍器を兼ね合わせているので、棒よりは強力である。また、長柄鎌は引っかけるという使い方が出来るので、より技が多様化し、太刀相手でもかなり戦えるのでは無いかと私は考えている。

 

江戸期の農民なら、普通に考えて護身用として長柄鎌を選択するはずだと思うのだが、あまり使う流儀を聞かない。私が知っているのは尾張の棒の手に<なぐり鎌>と言うのがあるが、これは、鎌と言うより鳶口のような感じを受けて、今一ピンとこなかった。

 

また、不遷流に八重鎌?と言うのがあると言うことを最近知ったが、柄が七尺と聞いて、それは、我々からすると長すぎるなと感じた。長柄の方が有利だろうが、その分扱いも難しい。古術では、本来は五尺くらいの長さを好む。六尺棒でも長いなと感じてしまう。

 

そういう中で、一昨日、偶然見つけたのが、この甲賀流の長柄鎌。古術のとは形が違うが、長さ的にはフィーリングが合う。ただ、こういう文章を書くと、すぐにパクリと言われるのと忍術とまた間違えられるのかなとやや憂鬱な部分がある。ちなみに、剪定用のハサミも古術では、手鋏と呼んで、双手術のひとつとして使う。

 

古術を公開し、指導始めた頃、長柄鎌を使う流儀とかあるはずがないと武道関係の仲間にさんざん言われた苦い記憶があるが、秘伝が取り扱うと、今度はパクリと言われる。まあ、しかし、長柄鎌を伝える流儀があると知ってちょっと安心な部分がある。まだまだ、これから、他にも出て来るかも知れないと思った次第である。