https://www.youtube.com/watch?v=AOhVXHqxn3Q
令和2年5月31日。日曜日。午前の部。曇り。本部。
行者:常磐丸氏。
稽古内容 体術総合。
某振り5法。二足法・三角法・跳足・捻腰・回し蹴り・後ろ回し蹴り
流し受け・横受け・下受け
先週、北九州市で、クラスターが発生しているため、6月も野天。予約のみの稽古とする。
昨日は、常磐丸氏が予約。ほぼ3ヶ月ぶりの稽古である。
野天で、素振りと基礎体と言ってるので、軽く考えてきたんだろうと思うが、マンツーマンの時は、徹底的にその個人に合わせた稽古をする。
まず、某振り5法。これは、古術の元手の基本だが、重いものでやる。上半身を鍛えるのももちろんだが、全身を協調させて、鍛えていく。特に、歩法・体捌きと共に行うので、静止筋が鍛えられる。
古術には、空手のような鍛錬型はないが、この重い物を振る棒振りが、同じような効果を狙っている。
常磐丸氏。剣道二段だから、もう少しできると思ったが、下半身が出来ていないので、棒振りでは無く、棒に振り回されていた。
ちなみに、この棒は、工事現場の廃物か何かをもらった物で、普段は、畑のなんやかんやに使っている。重さも量ったことはないが、2Kは軽くあると思う。これを振りながら、蹴足を行う。
金をかけずに鍛える方法を各種持っているのが、古術のいいところである。
次に、素振り。常磐丸氏の出来ていないのを中心にやったが、ほんとに出来てない。
もうすぐ二段になろうかと言うのにひどすぎるから、当分、同じメニューだなと思った。
彼は、風門の奥深さをまだ知らない。剣道上がりだから、当て勘がいいのとバランス力があるので、組み討ちも出来る。しかし、基本はなってない。にも関わらず、乱稽古はけっこう強いので、自分で勘違いしやすい典型的タイプだ。
6月もコロナで、完全予約制。野天のみなのでその間、基本をもっと仕込みたい。