田舎暮らしの楽しみは、物々交換に尽きる。
親戚からもらった猪で鉄板焼き。野菜は自家製。いつも、うちの高菜漬けを持っていくので、猪の肉が手には入ったら、すぐに連絡が入る。こういうのが楽しい。
若い頃は、都会に憧れたが、最近は、この田舎暮らしに満足している。
物々交換と言っても、特に期待してるわけではない。
余分にある物を捨てたらもったいないから、親族・知人に配る。
すると、ある日、やはり、余り物が返ってくる。
その、いきなり感に、驚きと楽しみがある。
里山暮らしの醍醐味だろう。
この物々交換の輪を広げるために、茶寮庵福光屋は活動している。
