風門館徒然。マススパーデビュー。田川郡福智町武道館。2020・2・23
https://www.youtube.com/watch?v=pYDf_EBknpQ
令和二年如月23日。午前の部。晴れ。福智町武道館
稽古内容 体術総合・体術護身
風門館護身体術:巻絡三種・小手巻絡・下払巻絡左右
福光流組討:前落・大外刈・腰車・鉢返
歩法・体捌き12種:踊足四方八方・払足。
受け返し稽古肘3種・飛膝からの肘撃ち三種
鍛錬手合いレベル1 K氏・S君。千手丸氏・常磐丸氏。2分3R
風門館では、新人が入るとその新人のためのメニューを組む。しかし、それも、冬の間であって、4月になると、大会に向けてのメニューになるので、新人には、黒帯が指導するが、私が直接指導する機会は減る。
その間、なんとなく、自分は阻害されているという感じをもって、やめていく人間も多い。しかし、仕方の無いことだ。シーズンが始まったら、選手を無事に帰すことが私の最大の目的で有り、メニューは全てそのために組む。
その点K氏は、運が良かった。ちょうど入門したのが、12月だったので、もともと、風門がゆっくり基本を練る時期に当たっていた。運も重要だ。
しかも、K氏の入門で、全てK氏に合わせてメニューを組んでいるので、上級者にとっては、基本の確認という言う意味で、この時期は重要だ。
私は、将来の指導員を育てことを目的に風門を運営している、従って、K氏のためのメニューとは、黒帯が、後に後進を指導するときのノウハウの蓄積となる。
このサイクルを繰り返しながら、指導員が育つ。
K氏も、四月からの試合用メニューになった時に、疎外感を感じないように、今は大事に育てている。
鍛錬手合いも、レベル1から3まで参加できれば、疎外感はない。無論、個人の目的に応じてメニューを組むので、そこはNOは全然OKである。
しかし、逆に、40代でもやりたい人にとっては、基本だけでは疎外感を覚えるものだ。
もともと空手の素養があったので、レベル1は十分にこなせる。ここからは、レベル1で、風門の他流試合経験者とやりあう。安全だが、緊迫感はある。
片田舎の場末道場とは言え、こと他流試合に関しては、相当のノウハウを蓄積している。しかも、秋月流宮崎・雷電流雷電・及び、風門勢黒帯連中。それに、童子丸。
けっこう皆、経歴の持ち主だ。そういう相手と完全寸止めでも、鍛錬手合いをこなすと緊張感は半端ない。
K氏が仲間に入りつつある。その実感は、本人が一番感じているだろう。