豊前福光派古術 素手第4法腰取:花手11本目:襟拉 令和元年9月8日。田川郡大任町B&G
https://www.youtube.com/watch?v=7jsxein94cQ
令和元年9月8日 日曜日。午前の部。猛暑。於田川郡大任町B&G
稽古内容 体術総合・体術古伝・得物護身
薙鎌素振足12法・元手変手稽古。
受け返し ブロック&パリー 10種×30
コーチングミット3分2R、キックミット:ローキック左右20本
千手丸氏累計 19R
今日は、常磐丸氏が所用で、早退のため、前半を打撃。後半を組み技とした。
前半は、体術総合は千手丸氏にまかせる。常磐丸氏の顔面への防御が甘いので、受け返しを徹底的にやる。コンビネーションは全て千手丸氏にまかせる。
同じく、前半で、木霊丸氏の薙鎌の素振足の稽古を見る。12法と言っているが、細かく
分けると108種類あるので、とりあえずざっくりしたところを指導中。本手は、この素振り足が出来ると形は、元手と変わらないので、すぐに覚える。
長物の難しさは、左振り。これには年季がいる。素振り足の稽古をしながら用法を伝えるので、12法終わったときには、手形も相当修得する形になる。そこらへんが、古術の稽古法の特色。
後半、古伝の腰取り。千手丸氏に一気に、腰取りの左6法を全て伝える。
これで、福光派の腰取の花手(初伝)12本は、取りあえず、千手丸氏に与えた。
後は、私の時間の許す限り、磨いていくことだ。風門が、一日生き残ると、古術の手業も一手・一手と受け継がれる。
拳法体術も好きだが、古術の手業の稽古が一番心地よい。このだんだん埋まっていく感じが良い。木霊丸氏にも薙ぎ鎌の素振り足を早く伝授したい。それが、残れば古術得物芸法はおおよそ、残すことが出来る。
一日一日が勝負。