国守衆HPより:https://kunimorishu.jp/
吉田松陰の第一の弟子久坂玄瑞は、武市半平太に宛てた書簡の一部です。
『つひに諸侯恃むに足らず、公卿恃むに足らず、草莽の志士を糾合、義挙の外にはとても策これ無きことと、私共同志申し合せ居り候ことに御座候。失敬ながら、尊藩も弊藩も滅亡しても大義なれば苦しからず』
つまりは、大名も公家も頼むに足らない。この上は、草莽の志士が集まり、義挙に立ち上がるしか、方策は無い。日本を取り戻す(王政復古、維新)ためには、既存の組織や秩序が壊れても仕方がない、とその決意を述べています。