これが古術本来の装束である。
この写真の御輿を担いでいるお馴染みの白装束を指して、
古術では、継人<烏帽子直垂白装束許す>と言い、また、写真の左奥の長太刀を担いでいる狩衣姿、あるいは直垂姿をもって、守人<烏帽子直垂色装束許す>と規定している。
この装束と雅楽を持って、神前にて演武することを<お神楽舞>と称している。
ただ、楽については、篠笛・太鼓などの神社祭典楽・祭り囃子でも良いとなっている。
明治以降。稽古着も柔道着・剣道着が便利なため、古術もそれを使用してきたが、いつか、本来の装束で武舞を奉じたいと思っている。