英彦山修験道【修正版/Revised Version】 Introduction of Hikosan Shugendo (English Subtitles)
https://www.youtube.com/watch?v=gFRzSBbuR8w
九州豊前田川は、日本三大修験の聖地英彦山の足下である。にも、関わらず、明治の修験道禁止から、わずか、150年あまりで、地元でも、一般レベルでは、修験道と言う言葉や、存在は知っていても、内容を知ると言うことは無い。
歴史というのは、かくもはかないとい例えであろう。
さて、私が、修験道に並々ならぬ関心を抱いているのは、古術の発想と修験のそれが似ているからである。似ていると言うよりほぼ、同質と言っていい。
ただ、古術には、仏教的な用語が一切使われていないという特色があるが、これは、明治の廃仏毀釈の影響ではないかと感じている。
修験道-仏教色=古術。という関係性が成り立つほど、基本的なデザインが同じなのだ。
しかし、考えてみれば、同じ豊前田川にあって、影響を受けなかった方が不自然とも言える。
殊に、古術の素手体術の元手は、相撲と言われているが、これは裸体ではない。
着衣の相撲である。となると、修験の行の一つ。相撲と似通ってくる。
以上は、私の根拠のない推理であって、証明するものは何もないが、あっても不思議ではない地理関係にあることは確かであろう。