1996年。第11回セイフティ格闘技選手権(現格闘フェスタ・日本拳法道福岡武道館大会)67K以下級準優勝。その3回戦。この時、生まれて初めて胴回し蹴り回転蹴りを食らった。その後、するすると相手を丸めこめて、抑え技1本。印象深い試合の一つ。
私は、本日・平成31年4月3日をもって、61歳となった。
31歳で、日本拳法道連盟木立先生の門を叩いてから、ちょうどこの4月で30年。
奇しくも、今振り返ってみると、まさに平成元年4月に入門し、今、その平成31年が終わろうとしている。奇縁である。
また、不思議なことに、この節目の年に、長年、平成の30年間にわたる風門の活動を書き留めてきたヤフーブログが、本年12月15日をもって、サービス停止となる。これも偶然だろうか?ヤフブロ自体は、07年から19年2月まで、折々に、書き綴ったものであり、雑感もあれば、貴重な資料・写真もある。
風門館では、日本拳法道と豊前福光派古術の2流儀を教えている。特に、福光流に至っては、絶滅寸前の流儀で有り、後世、この流儀が存在したと言うことを残したいという思いも強くてブログを書き始めた。
と同時に、日本拳法道は競技武道であるため、ある程度の人間が必要である。しかも、痛い。だから、入っても、初段まで持つ人間が少ない。従って、この30年間の私の最大の仕事は、常に、日本拳法道の宣伝と人集めであった。つまり、ブログも、その宣伝用として書き始めたのは当たり前のことである。
この:はてなブログ:に疎開してきたのも、偶然かも知れないし、天意なのかも知れない。しかも、折しも、本年5月1日からは、令和となる。このような未来が来ることを30年前の私に想像できるはずもない。
そこで、いつも企画倒れに終わるのだが、もう一度、風門の沿革を簡略に振り返りながら、風門館は、何を目指しているのかと言う理念を再度高らかに掲げ、新元号とともに新たな地平を目指したい。
日本拳法道の説明は、すでにこのブログのカテゴリー<日本拳法道とは?>で説明しているので、ここでは、風門の沿革と理念を書き留めていく。
また、風門とは何かは。動画を見るのが早いので、1記事ごとに、動画も貼り付けておく。
その上で我々の理念を理解し、ともに稽古したいという者がいれば、風門の門はいつでも開いている言うことを述べておこう。