日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然 昇段審査会前最後の調整&基礎基本 #田川郡福智町武道館 2024・4・21 

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https://www.youtube.com/shorts/EA7kesrPP4Y

 

令和6年4月21日。日曜日。午前の部。曇りのち雨。田川郡福智町武道館

 

行者:木霊丸氏・千手丸氏・弦音丸氏・B氏

 

稽古内容 体術総合・体術護身

護身 豊前福光派古術 素手第2法 取手 拍子取:霞取籠手返

組討 豊前福光派古術 素手第3法 組討  

1本目:腰車、2本目:鉢返・鉢落、3本目:鉢回

口伝:輪津羽之事

 

風門館当身拳法基本素振12本

波返、1本目~6本目

 

受け返し稽古 4月のテーマ 左鉤突・左揚突 3種×2分

基本の受け返し 継ぎ足 前後・左右

 

鍛錬手合L1 着胴・着籠手・面寸止め・首からライトコンタクト・打撃のみ 

60秒×1R 木霊丸氏・B氏 

鍛錬手合L2(変手スタイル)90秒1R 千手丸氏VS弦音丸

 

木霊丸氏5R 千手丸氏9R・千木丸氏6R・八咫丸氏8R・弦音丸氏5R・上羽丸氏3R・A先生8R

 

風門グループ稽古場所

風門館田川道場 田川郡福智町武道館 毎週日曜日 10:00~12:00

キッズからシニアまで

風門館八幡道場 八幡西区市瀬公民館 第2・4金曜日 19:30~21:00

*中学生以上対象

日本拳法道小倉クラブ 小倉南区徳力市民センター 第1・3木曜日

19:30~21:00 キッズからシニアまで

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

いよいよ、今週日曜日が、春の審査会。弦音丸氏の最後の調整をかねて稽古した。昨年9月以来の初段誕生だから、既に興奮している。

 

また、この日は、新人B君が稽古に参加。普段、応用的な稽古ばかりしているので、昨日は、徹底的に基礎・基本をやった。

 

本来、風門館では、最初の1年間は、徹底的に素振りと歩法・体捌き・日本拳法道形などの基礎基本をやる。しかし、選手を育成するなら、そのやり方が必須なんだが、この日、23歳のB君を入れても、平均年齢が48.4歳。

 

一名のみ現役で、後は、健康目的や武道を楽しみとして来ている人相手に、この地味な稽古では、誰も寄りつかない。

 

なんと言っても、楽しいのは受け返し稽古。私自身、受け返し稽古が好きだから、どうしてもそちらに走りがちになる。

 

また、新しい人が来たら、その時に、全員で基本をやればいいやと思っていたので、ある程度基本が身についたら、もう受け返しに入るということになってしまい、現在のメンバーのうち、風門館の基本の素振り12本を全部知ってるのは、木霊丸師範と千手丸師範補・小倉の獅子丸二段・仁駈丸初段くらいだろうか?

 

これからも、B君が田川道場に出稽古に来たら、指導員にも、基本の素振りを徹底させたいと考えている。

 

また、小倉クラブは、キッズを中心に集めるつもりなので、黒帯指導員には、基礎・基本を徹底させ、小倉は、基本。田川は、組討と護身・選手用の受け返し、八幡は、八咫丸道場長の工夫稽古会とすると各拠点の特色も出来、互いの補完関係が成り立つはずだ。ベストミックスだろう。

 

久しぶりに基本の素振りをやったが、これは、これで、気持ちよい。丁寧に基礎・基本やらないと当たり前のことだが、土台が出来ない。

 

土台の無い上に、いくら立派な建物を載せても、最後は崩壊する。B君の加入のおかげで、私自身も基本の素振りを久しぶりにやって、昔のメンバーには、ほんと徹底的にやらせていたなと懐かしい思い出が蘇った。

 

先日の小倉クラブでも、獅子丸二段が、8年振りの稽古復帰だから、基礎からやりたいと言われたのだが、何となく、応用変化をやってしまった。悪い癖だ。

 

取りあえず、黒帯には、素振りの12本だけは、出来るようにしておかないとと改めて思った次第である。

日本拳法道競技という可能性。福光雲母考 2024・04・20

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https://www.youtube.com/watch?v=EMylwEjUG4g&t=48s

 

↓福岡県庁HP 令和6年3月1日現在。

https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/716728_62035959_misc.pdf

 

8区 342,341人 飯塚・直方・遠賀・中間方面

9区 373,042人 八幡・戸畑・若松方面

10区 401,078人 小倉北区・南区・門司区

11区 250,971人 田川・行橋・豊前方面

 

計1367,432人

 

突然、何の数字かとお思いだろう。実は、上記の数字は、令和6年3月1日現在における、福岡県の有権者人口の数字だ。

 

私が、担当している八木山峠以東の有権者の数字を上に抜粋してみた。18歳以上の単純人口だが、136万7432人。数字にするとかなりでかい。

 

ちなみに、私は11区だが、他の区の地割りは詳しくないので、突っ込みたい方は、自分で、上の県庁のURLで確認して欲しい。

 

この数字で何が言いたいのかというと、この人口136万のうち、65歳までだったら、まだ、指導はいけるということをまず最初に述べておきたい。

 

現在、私が66歳。某ブログで、体がさびついた人間と批判されたが、取りあえず、まだ、指導は出来ている。

 

つまり、武道経験者なら、18歳から76歳までは、何とか支部開設・指導・運営が出来ると言うことだ。

 

その前提で、今からの話しを聞いて欲しい。

 

最近、私は、風門館の宣伝と日本拳法道競技法の存在を知らしめるために、異業種交流会に参加している。

 

1回、20人限定で、4分から3分30秒のプレゼンで、大会動画を見せて回っている最中だ。

 

もちろん、参加者全員、毎回、初参加が多くて、その初参加の100%が、当たり前の話しだが、日本拳法道競技法が、この世に存在していること自体知らない。と同時に、99%、日本拳法の存在も知らない。これが、一つの現実であるということも我々は、認識する必要があるだろう。

 

ただ、毎回、2~3人。武道経験者がいる。フルコン空手・伝統派空手少林寺拳法・柔道。全員、黒帯以上だった。中には、剛柔流で中学時代全国へ行ったとか。あるいは、今もフルコンの稽古をしているとか様々だが、1割。指導者予備軍がいる。これは、私の体感としても間違っていないと思う。

 

学者では無いので、正確な統計は知らないが、だいたい、10人のうち、一人は、武道・格闘技(3年以上)の黒帯持ち。

 

1割・10%とsると、ざっくり、八木山峠以東で、13万6000人の指導者予備軍がいるということになる。

 

さらに、過去36年に渡る日本拳法道との関わりの中で得た、私の経験則だが、例えば、フルコンならフルコン、KBならKB,伝統派なら伝統派で、9割は外のルールに出たがらない。今、現在、その会派に所属しているからということではなく、人は、最初に出会ったものから離れられないという習性があるからだろうと思う。

 

ただし、面白いことに、柔道・レスリング・ボクシング・フルコン・KB・伝統派の中に、必ず10%の変異種がいる。

 

そのうちの、10%は、総合指向・異種格闘技交流が大好き人間・他流試合が大好き人間であり、こちらの世界に参入してくる可能性大である。

 

となると、13万6000人の1割は、1万3600人。八木山峠以東だけでも、いきなり、支部・同好会開設できる指導者予備軍、もしくは、選手予備軍が、1万3600人程度いることになる。

 

それは、計算が甘いと言うのであれば、もっと絞り込んで、0.1%としよう。

 

それでも、1300人。さらに、計算が甘いなら、0.01%としても130人。

 

18歳以上で、人口の0.01%はあり得ると思っている。私の若い頃に比べれば、子供時代に、空手・拳法・柔道を習う環境は整っていた。私が、日本拳法道に入門したのが、1989年。既に沖縄小林流初段だったので、田川同好会を起ち上げ、選手権指導者として活動を開始した。

 

その時の風門キッズが、40歳前後。

 

今は、KB・ブラジリアン全盛期だから、ある意味、より、日本拳法道スタイルに寄ってきていると言える。

 

八木山峠以東の0.001%でも13人。現役選手・もしくは指導者としての即戦力を探すのは容易ではないようで、確率的には高いと考える。

 

13人が、支部・同好会を開設したら、この競技は一気に普及する。

 

オリンピック競技にするのは、決して夢では無いと思う。

 

現役選手・指導者・運営者として、この競技に携わってきて、一番感じたのは、とにかく、広告費に金をかけなかったということだ。そこが、やはり、大きな問題では無いかなと思う。

 

金を使うか、足を使うか、時間を使うか。

 

金も無いし、人見知りのため、チラシを置いてもらう飛び込み営業もできない私だが、本来文章を書くことが本業でも有り、ネットの空中戦はよくは分かってはいないが、嫌いでも無いので、残された時間。SNS等の空中戦は担当させてもらおうと思っている。

 

以下、金辺峠を越え、小倉南に進出するにあたって、その狙いを風門館門人諸氏へあてた雑文。私以降の風門の着地点を示している。

 

36年間、日本拳法道とともに歩んできて、なぜ、この競技法が普及しないのか?常に原因を考えてきた。色々な原因はあるが、一つ重要なことは、大学に拠点を作れていないことにあると私は考えている。

 

マチュアスポーツが普及するための一つの方法として、大学に部活道としての拠点を作ることは最も重要事だ。

 

即ち、小倉南には、北九大がある。また、小倉の普通科連隊が、北方にある。ここが、私の小倉進出の狙いである。さらに、322号線を北上すれば、九州工業大学・九州歯科大、関門海峡の向こうには、下関市立大がある。

 

また、徳力は、10号線へのアクセスが良い。東小倉インターから、10号線を南下すると西日本工業大学がある。

 

八幡方面は、九州国際大九州共立大産業医科大学、また、若松方面へ向かえば、北九州大の工学部がある。さらに遠賀川河口から西へ向かえば、教育大がある。

 

田川に県立大・鴉尾峠の先には、近畿大学・さらに、九州工業大学情報工学科がある。

 

つまり、八木山峠以東には、12の大学が控えている。

 

ここを落とす。そこが今後の風門グループの着地点だと考えている。

 

今の時点で、オリンピック競技を目指すと言うと戯言だと笑われるだろが、この中島会長の着眼点は面白いと思った。

 

ならば、その手前に、国体種目になる必要がある。となると、その手前には、大学への展開の必要性がある。となると手前には、町道場の普及がある。と、着地点が見えていれば、打つ手も決まってくる。

 

36年やって、田川道場一つ、満足に人を集められない、お前が言うなと言われるだろうが、この競技には夢がある。

 

以前、私は、福岡武道館大会をかっての全盛期に戻すことが夢だったが、オリンピックを目指すと言うのは、着地点として、分かりやすく、明確だ。

 

日本拳法道連盟を組織した木立先生達を、草創第一世代とすると、私は、木立門下直系第二世代だ。そして、私が教えている風門諸氏は、木立門下直系第三世代となる。

 

遠賀川下流域から、福智山を東西で挟んで、八幡道場は、西へ、小倉南は、東へ、田川道場は、筑豊最深部へ展開する。

 

 

なお、冒頭に、34回大会一般男子無差別級決勝戦を掲げていますが、禅道会広島山口支部、四国の武道塾などの参加は大きな意味がありました。他流派の参加があればあるほど大会のブランド力がまします。流派との折衝は、中島会長に任せ、私は私に出来ることをやるつもりです。

 

なお、である調で書いているため、非常に偉そうな文章になっていますが、私は敬体で文章を書くとどんどんノリが軽くなって、時々、人様を嫌な気分にさせると同時に風門諸氏から叱られるので、あえて、常体で書きました。

 

その点のご配慮を願います。

 

風門館 福光拝

日本拳法道小倉クラブ 開講式 無事終了。徳力市民センター 第1・3木曜日 19:30~21:00

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https://www.youtube.com/shorts/VsxH2lCsIqQ

 

令和6年4月18日。第3木曜日。夜の部。晴れ。

北九州市小倉南区徳力市民センター

 

参加者:雲母丸・A先生・獅子丸氏・千木丸氏・仁駈丸氏

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

今後の小倉クラブの運営方針についてのミーティング

講話 風門スタイルとは何か?

日本拳法道+鎌倉古流福光派+沖縄小林流などの関連

 

指導員心得

少年部への指導・女性への指導・競技現役者への指導・健康武道への指導

生涯武道としての取り組み方・若者への指導→実技を交えながらの講習

 

受け返し稽古 4月のテーマ 左鉤突・左揚突 5種×2分

下段・中段蹴りカット

豊前福光派古術素手第1法当身 得手・中伝 弓月掛投

古術と柔道の発想の違いを説明

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

昨日、小倉クラブの開講式が無事に終了した。ほっとしている。初発の登録メンバー。6人。全員社会人だから、果たして、当日、何人来るのか?相当、緊張していた。

 

サラリーマンは忙しい。仕事も突発的なことがあるのはむしろ当たり前だから、19:30に間に合わない。急遽欠席。そういうのは、織り込んだ上でのスタートなのだが、取りあえず、4人は集まりたいと思っていた。

 

ところが、仕事で1名のみ、欠席。取りあえず5人からのスタートを切れたので、ほんとほっとした。

 

さて、今後の展開だが、メンバー6人中、5人は、指導員だから、小倉クラブは、キッズや初心者専用の道場とするつもりだ。

 

従って、黒帯以上で、少年部の指導経験があるのは、私とA先生・仁駈丸代表の3人だけ。だから、ここでは、指導員を養成する場として機能させたいと予定している。

 

初顔合わせのメンバーもいたので、最初は、私の方から、各自の武道・格闘技歴を詳細に述べた。自分事は、言いにくいだろうから、私が代弁した。

 

指導員5人体制の出発と言うのは、なかなかない。けっこう豪華メンバーだと思う。

 

講習内容は、多岐に渡るが、少年への指導・女性への指導・現役選手への指導・初心者への指導・健康武道・生涯武道のための指導。

 

目的が違えば、同じ事を教えても重点が違う。そこあたりの指導員としての心構えなどを実技を交えながら講習した。かなり、奥の深い内容となったはずだ。

 

当面、月二 #風門館八幡道場 が 第2・4金曜日、19:30~21:00

#風門館福智町武道館 が、毎週日曜日10:00~12:00

 

この3拠点が連動すれば、各自の仕事の都合、場所の距離の関係で、来れなかった門人諸氏も週1回目処の稽古が出来るのでは無いだろうか?

 

うまく利用してもらいたい。

 

今後、どういう展開になるのか、全く読めていない。基本は、キッズ中心にと考えているが、告知はネット中心の空中戦をやるしか思いつかないで、各種SNSを通して、既に見学・無料体験入門の案内は出している。

 

どいう層が入ってくるかで、指導内容の重点は変わるが、その入った層を対象にした内容にすれば良いだけなので、さほど困ったことは無い。

 

少年部や女性の指導経験が無い獅子丸二段や千木丸二段にも、良い経験になるだろう。

 

昨日も、福智町武道館では、めったに教えない女性のための護身法も伝授した。技を知っているからと言って、強いわけではないが、武道で人生を豊にするためには、引き出しの多さは、楽しさに通じる。

 

週1回2時間。それも、毎週来れない状況で、そうそう強くはなれない。武道を楽しく稽古したい。我々、風門グループはそういう理念のもと活動しているので、とにかく、基本は、楽しむ。稽古の後に笑顔で別れることを今後とも大事にしたいという話で、最後をしめくくった。

 

 

 

風門諸氏へ。風門館の着地点。なぜ、私は、八幡道場を設立し、今また、金辺峠を越えようとしてるか?2024・04・15

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https://www.youtube.com/watch?v=QQxZrS3Tp5w

 

36年間、日本拳法道とともに歩んできて、なぜ、この競技法が普及しないのか?常に原因を考えてきた。色々な原因はあるが、一つ重要なことは、大学に拠点を作れていないことにあると私は考えている。

 

マチュアスポーツが普及するための一つの方法として、大学に部活道としての拠点を作ることは最も重要事だ。

 

即ち、小倉南には、北九大がある。また、小倉の普通科連隊が、北方にある。ここが、私の小倉進出の狙いである。さらに、322号線を北上すれば、九州工業大学・九州歯科大、関門海峡の向こうには、下関市立大がある。

 

また、徳力は、10号線へのアクセスが良い。東小倉インターから、10号線を南下すると西日本工業大学がある。

 

八幡方面は、九州国際大九州共立大産業医科大学、また、若松方面へ向かえば、北九州大の工学部がある。さらに遠賀川河口から西へ向かえば、教育大がある。

 

田川に県立大・鴉尾峠の先には、近畿大学・さらに、九州工業大学情報工学科がある。

 

つまり、八木山峠以東には、12の大学が控えている。

 

ここを落とす。そこが今後の風門グループの着地点だと考えている。

 

今の時点で、オリンピック競技を目指すと言うと戯言だと笑われるだろが、この中島会長の着眼点は面白いと思った。

 

ならば、その手前に、国体種目になる必要がある。となると、その手前には、大学への展開の必要性がある。となると手前には、町道場の普及がある。と、着地点が見えていれば、打つ手も決まってくる。

 

36年やって、田川道場一つ、満足に人を集められない、お前が言うなと言われるだろうが、この競技には夢がある。

 

以前、私は、福岡武道館大会をかっての全盛期に戻すことが夢だったが、オリンピックを目指すと言うのは、着地点として、分かりやすく、明確だ。

 

日本拳法道連盟を組織した木立先生達を、草創第一世代とすると、私は、木立門下直系第二世代だ。そして、私が教えている風門諸氏は、木立門下直系第三世代となる。

 

遠賀川下流域から、福智山を東西で挟んで、八幡道場は、西へ、小倉南は、東へ、田川道場は、筑豊最深部へ展開する。

 

恐らく、私に残された時間は、後10年ほどだが、幸いなことに、生活に困らない程度の金と時間が今の時点はある。

 

60年に渡る武道人生の最後の花道として、中島会長の夢に付き合いたい。

 

恐らく、現実問題は、厳しい。撤退ゲームセットの宣告の方が、確率的には90%だろうと思う。

 

しかし、10%の成功の確率は見えている。0でない以上、賭けるのは悪くない。人生は、全て賭け事、投資というのが私の人生観である。

 

1989年。4月。31歳で、日本拳法道木立門下に入門。以来、1999年。3月末。41歳の手前2週間。アマKBを最後に引退するまで。

 

私は、競技場のコートやリングの上で、自分の命と言えば大袈裟になるが、体を賭けものにしていた。

 

引退後、01年から09年まで、体はいかれてたので、今度は、東京市場外資にゲリラ戦を挑んだ。

 

その後、再び、2010年頃から、本格的に、日本拳法道の選手育成に乗り出し、育てた、若手を連れて、北九州圏内で、ある種の掛け試し他流稽古続けた。その後、再び、福岡武道館へ指導者として復帰した。その掛け試し期間中は、私自身は、袋刀という中身鉄パイプの日本刀を模したもので、得物による他流試合を繰り返していた。

 

振り返ると、どの10年も面白かった。

 

今、私は、異業種交流会と言う、ある種のビジネス広報プレゼン大会にはまっている。結局、どこまで行っても、他流試合好き。

 

ある種の癖なんだろうが、我が人生に悔いはない。

 

私の代で、目標は達成できなくても、道筋が見えていれば、誰かが後を継ぐものとほのかに期待している。

 

長々となったが、私は、日本拳法道と出会って、本当に良かった。この流儀を作り、この秀逸な競技法を創始した木立先生には感謝しかない。

 

自分で言うのも何だが、私はサラリーマンとしても、優秀な方だった。そこでの出世も出来る位置にはいたが、館長への道を選んだ。

 

今振り返って、職業人としての出世を選び、武道を離れていたら、多分、こんなにわくわくした思いはしなかっただろう。

 

やはり、日本拳法道と出会ったことで、凡人としては、かなり面白い人生を送らせてもらった。だから、この競技法を後世に残したいという思いが、常に私の行動の原点となっている。

 

風門諸氏も、この武道との出会いが人生の豊かさに繋がるよう。私の思い出と、今後の道筋を描いてみた。

 

護身・健身・修身、競技目的、目的はそれぞれで良いと思っている。なんと言っても最大の護身は、食うことと言うのが古術の教えだ。

 

私も、それだけは、徹底的に守ってきた。多分、形や技術指導ですら残り10年が限界のような気がする。

 

76歳まで、今度は、本格的に、競技連盟広報部長として、異業種交流会で異種プレゼンバトルを闘い、日本拳法道競技法のの認知度向上に貢献できればと幸いだと考えている。

 

諸氏の人生も武道とともに豊かであるように。祈りつつ。

 

令和6年4月15日。金辺峠を越える日まで、後2日の緊張感の中で綴る。

風門館徒然 40歳過ぎですが、やれますか?という不安に対する答え。田川郡福智町武道館 2024・4・14

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https://www.youtube.com/shorts/ptj0BQX8pgA

 

令和6年4月7日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館

 

行者:木霊丸氏・千手丸氏・千木丸氏・八咫丸氏

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

豊前福光派古術 素手第2法 取手 拍子取:霞取籠手返

 

日本拳法道連盟 3段の形 押し受けの形・肩取りの形。

豊前福光派古術 素手第3法 組討  

 

負車・肩車・腰車・鉢返・鉢落・鉢回

 

受け返し稽古 4月のテーマ 左鉤突・左揚突 5種×2分

 

鍛錬手合L1 着胴・着籠手・面寸止め・首からライトコンタクト・打撃のみ 

60秒×3R 

鍛錬手合L2(変手スタイル)90秒1R 千手丸氏・千木丸氏 

 

木霊丸氏4R 千手丸氏8R・千木丸氏6R・八咫丸氏8R・弦音丸氏4R・上羽丸氏3R・A先生8R

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

風門館田川道場 田川郡福智町武道館 毎週日曜日 10:00~12:00

風門館八幡道場 八幡西区市瀬公民館 第2・4金曜日 19:30~21:00

日本拳法道小倉クラブ 小倉南区徳力市民センター 第1・3木曜日

19:30~21:00

 

今日は、黒帯以上の稽古日だったので、相当、応用的なことをした。そして、この日、誰にも古術式肩車を教えていなかったということが発覚。そう言えば、私自身、40年ぶりにやったので、あれ?という感じで最初の内はぎこちなかった。

 

日本拳法道ルールで、一番怖いのが首を折ること。特に膝付き背負い、膝付き肩車が怖い。MMAが普及しているだけに、意外と反則ギリギリの膝付き背負い・膝付き肩車を意図的に狙ってくる選手が増えてきた。

 

現役には、これへの対処・対策を口を酸っぱくして言っている最中である。

 

さて、話題を変えて。

 

風門館への問い合わせで、一番多いのが、40歳過ぎなのだが、大丈夫でしょうか?と言うものだ。

 

試合に出たいとかになると話しは別だが、護身・健身・修身が目的なら、始める年齢に関わりはないと答えている。

 

面・胴を着けているとは言え、それなりに稽古の際にも当てたりするから、痛いのは事実だ。ただし、風門館では、年齢・経験値・稽古目的に沿ったメニューを組むので、稽古中の事故などは起こしたことが無い。

 

また、論より証拠。上の動画を見てもらうのが一番分かりやすいだろう。黒胴・千木丸二段は、45歳の頃に入門した。子供の頃、多少の空手経験があるとのことだったが、帯も取っていないとのことだったので、未経験者と言っていいだろう。

 

入門から、5年。現在二段。50歳とは思えない軽々しいフットワークで、乱取りもばんばんこなしている。

 

運動能力の差などあるので、一概には言えないが、このくらいできれば十分ではないだろうか?

 

風門館は、地域に根ざした社会体育・生涯体育のサークルとして活動してきた。今もそうである。名前は、風門館といかめしいが、実態は、日本拳法道風門クラブという呼称の方がふさわしだろう。

 

都度払いに拘って運営しているのも、多忙な社会人が、気軽に来られる環境を用意するためだ。

 

従って、平均年齢53・8歳でも、全員楽しく稽古が出来ている。全員、社会人。しかも、今時のサラリーマンで、8時間労働は、考えられない。

 

私の知る限りだが、サラリーマンの大半は、間違いなくブラックな労働環境にあると言える。違うと言う人がいたら、あなたは、現代日本社会では、宝くじ並みの運の良さだ。

 

その中で、週一回2時間。稽古時間を捻り出す。我々のようなアマチュア草の根は、その時間を作るのが既に難しい。

 

職場でのストレスを週一回、爽快な汗を流し、仲間と笑い会うことで浄化する。これが、健康の秘訣で有り、最大の護身だと私は考えている。

 

40歳、50歳のシニアが、武道を始めるのは勇気がいあることは承知しているが、時代環境も変わっている。昔の体育会のようなシゴキは、風門には無い。

 

千木丸二段の動画があなたの背中を押すのなら、彼の乱取り動画も世の中を救うことになる。続かなければ、辞めればいいだけの話しである。武道稽古を辞めたからと言って死ぬわけでないだろう。論より証拠・百聞は一見にしかず。

 

まずは、無料体験入門することを勧める。

日本拳法道小倉クラブ 少年部募集開始 4月18日(木)徳力市民センター 19:30~21:00

 

日本拳法道小倉クラブ 4月18日 今週木曜日より開講。

北九州市小倉南区徳力市民センター 第1・第3木曜日 19:30~21:00 

キッズからシニアまで会員募集開始します。

 

特に、徳力市民センターでは、キッズ中心に活動したいと思っています。もちろん、若者・シニアも大歓迎です。

 

本日は、日本拳法道競技法のうち、少年部ルールについて、概略を説明します。

 

打撃・投げ・関節・絞め・寝技10秒の総合拳法なんですが、少年部の場合。面は、上の写真ようなスーパーセイフ面を用います。また、拳サポを使用し、脳へのダメージが軽くなるように工夫されています。

 

関節と締めについては。形に入ったら、止めて安全性を図ります。

 

投げがあるので、受け身が取れるまでは、試合・大会には出さないのが、少年部の運営方針です。

 

安全第一をモットーに運営していきます。小倉クラブは、地域の社会体育・生涯体育サークルなので、成人黒帯以上が集団で指導・運営をしていきます。

 

現在、社会人6人からの出発ですが、うち、5人は、有段者です。興味のある保護者の方は、一度見学・体験に来てください。体験は無料です。

 

北九州市小倉南区徳力市民センター #日本拳法道小倉クラブ

北九州市八幡西区市瀬公民館 日本拳法道連盟 #風門館八幡道場

 

田川郡福智町武道館 日本拳法道連盟 #風門館

風門館公式Blog:https://huumonkan.hatenablog.com/about

日本拳法道小倉クラブ 4月18日 来週木曜日より開講。北九州市小倉南区徳力市民センター 第1・第3木曜日 19:30~21:00

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=pAhI4gA1q6A

 

日本拳法道小倉クラブ 4月18日 来週木曜日より開講。北九州市小倉南区徳力市民センター 第1・第3木曜日 19:30~21:00 キッズからシニアまで会員募集開始します。

 

かねてより、小倉南区にも稽古場所が欲しいと言う要望にこたえ、今回、小倉南区徳力市民センターにて、教室を開講することとなりました。

 

元々、風門グループ自体が、社会体育・生涯体育のクラブ活動として活動しているのですが、市民センターの規約で、風門館という名称が使えないとのことで、日本拳法道小倉クラブとして、活動します。

 

現在、第2・第4金曜日に活動している 風門館八幡道場と連携して、徳力市民センターでは、第1・第3木曜日の活動とします。これで、北九州方面の方も、週1で稽古できる体制が整いました。

 

毎週日曜日 10:00~12:00 田川郡福智町武道館と週2回稽古できる環境が整いましたので、どの場所でも気軽に利用してください。

 

冒頭の動画は、昨年度の福岡武道館大会のPVです。少年部もちろん同じ日にあってます。

 

以下、打撃・投げ・関節・絞め・寝技10秒の総合拳法である、日本拳法道の概略を説明します。

 

日本拳法道」格闘競技ルールは、日本拳法ルールをベースに、1987年、九州福岡で新たに開発された乱取り競技法です。1987年より福岡武道館においてセイフティ格闘技選手権・格闘フェスタの名称で第33回まで大会を行ってきました。

 

その後、コロナの関係で、3年間の休止期間を挟んで、昨年度2023年・第34回大会より、格闘フェスタ2023・第34回日本拳法道格闘技選手権として、名称を若干変更して復活しました。

 

その際に、この防具式MMAの大会運営を流派の垣根を越えて行おうと結成されたのが、現在のNKD日本拳法道競技連盟の起こりです。加盟に際して、特に費用の負担などはありません。 また、総合拳法・総合空手・KB&MMA系・柔道系総合など、諸派の集合体ですから、各団体・道場への稽古内容や運営方針などに対する干渉は一切ありません。 この防具式徒手総合武道ルールで、試合に参加できる・交流出来るということだけが唯一の条件です。興味のある方は、連絡ください。

 

更に、NKD日本拳法道競技連盟は、この競技法を「オリンピック競技にしよう」を合い言葉に、現在周知活動に励んでいます。 今の時点では、地元九州でさえ、認知度0の競技法ですが、安全性・実用性・競技性のバランスが、良く取れているので、オリンピック競技と考えた場合、総合系アマチュアルールの中では、最も可能性が高いのでは無いかと我々関係者は真顔で考えています。

 

では、以下、日本拳法道格闘技ルールの特徴 を説明します。

①軽量防具の使用により、動きやすく安全性が高い。

②ローキック有り・足関節有り・絞め技有りなど、どちらかというと源流の日本拳法より、空道や禅道会ルールに近い。

③大会がフルオープン制であるため、安全に異種格闘技交流戦・他流試合が出来る。

④寝技10秒制限が特徴の立ち技系総合武道だが、タックルから10秒以内の空撃で決める総合系選手も多い。

⑤柔道で一本に当たる投げ技は2P獲得できるため、組み技系武道・格闘技の選手も勝機有り。

⑥ポイント制だが、KOしても良いので、選手としてストレスがない。

⑦福岡武道館使用条件として、道着着用が義務づけられているので、文化的には、武道的である。

 

日本拳法道格闘技ルールの大会は、昨年度より、4地区で開催されています。 本年度既に開催されました佐賀の唐拳杯を始め、今後の大会予定を記載します。選手も募集していますから、検討されてください。

 

シーズン1 3月17日 第4回唐拳杯全九州日本拳法道格闘技選手権 佐賀県唐津市・実施済み

シーズン2 7月開催予定(今現在未定) 福岡県久山町 タフス道場主催 第2回CRASSO選手権 シーズン3 

10月初旬開催予定 福岡県田川郡福智町武道館 第8回風門祭日本拳法道錬成大会

シーズン4 11月開催予定 福岡県福岡市福岡武道館 格闘フェスタ2024・第35回日本拳法道格闘技選手権

 

安全に異種格闘技戦・他流試合をやってみたい方。あるいは、この防具式MMAに興味を持った方に、このルールでの稽古がどこで出来るのかを紹介します。近くの NKD日本拳法道競技連盟、もしくは友好団体に問い合わせてください。

 

#は、インスタのアカウント有り道場です。各道場ともHP以外に、FB・X・ユーチューブ・インスタなどを持っていますので、検索してください。

 

佐賀県唐津市 総合格闘空手 #唐武会 総合格闘空手唐武会HP:https://toubukai-karate.jimdo.com/

福岡県 福岡市近郊 日本拳法道連盟・源闘塾 FBページ:https://www.facebook.com/profile.php?id=100063526923993

福岡県糟屋郡久山町 #タフス道場 WEB秘伝:https://webhiden.jp/guide/toughs2004/ 福岡県福津市 オランダKickBoxing SHODA GYM・格闘護身カラテ庄田道場 SHODA GYM:HP https://makomako39694.wixsite.com/mysite

福岡県田川郡福智町武道館 日本拳法道連盟 #風門館 風門館公式Blog:https://huumonkan.hatenablog.com/about

福岡県北九州市八幡西区市瀬公民館 日本拳法道連盟・#風門館八幡道場

福岡県北九州市小倉南区徳力市民センター #日本拳法道小倉クラブ

熊本県 #誠王会熊本道場 HP:https://seioukai-kumamoto.com/

熊本県 #唐武会熊本道場

友好団体(競技連盟非加盟だが、このルールでの大会参加に積極的な道場です。) 熊本県 #禅道会熊本道場 HP:https://zendoukaikumamoto.crayonsite.net/

 

インフォメーション

1 NKD日本拳法道競技連盟では、現在加盟団体を募集しています。いつでも問い合わせください。また、各所属の会派の関係で競技連盟には加盟できないが、このルールでの試合・交流をやりたいと言う場合。友好団体として登録していただくとありがたいです。

2 このルールに関心があるが、各加盟道場が遠いと言う方で、日本拳法道連盟の支部・同好会開設希望者については、風門館が設立のサポートをします。実技指導前提ですが、ONLINE対応の準備も出来ています。詳細は、風門館福光まで連絡ください。